壁面緑化を計画・設計する上でのチェックポイン卜

壁面緑化は多くの場合、維持管理を容易に行うことができません。
したがって、植栽後の水やりや剪定・誘引などのメンテナンスを充分に考慮したうえで、計画・設計を進める必要があります。

壁面の調査・確認

壁面に緑化補助資材を取り付け可能か、支持強度に問題はないかなど調査確認してから、緑化手法や補助資材を計画する必要があります。

適切な植栽基盤の確保

壁面緑化の多くは植栽後の維持管理が容易に行えないため、植栽基盤の充分な整備を行うことが重要です。
植栽基盤は対象壁面緑化面積1㎡当り、40ℓ(露地)から50ℓ(プランター)以上の植栽基盤を確保してください。土壌は良質なものをご使用ください。
プランターの場合、根詰まりしないような長さのある大型プランターや連結型プランターの使用が望まれます。

● トーシンの植栽基盤資材

容量 連続性 施工性 得られる緑化面積
TLC パネル 幅を自由に得られます。 幅・奥行共に自由に設定する事ができ、連続した植栽帯となります。 パネル、金物の現場組立・勾配調整が必要となります。 希望の緑化面積を得られます。
FRP連結 HCW-510を使用の場合w1200mm あたり 186L 幅を自由に設定する事ができ、連続した植栽帯となります。 連結部をボルトにて固定するだけです。
勾配調整が必要となります。
左記容量にて 3.7㎡
FRPプランター HC-1240を使用の場合
W1200mm 169L
幅、奥行き共に寸法を変更できません。
連続した植栽帯となりません。
置くだけで設置が可能です。 左記容量にて 3.4㎡
壁面緑化 植栽基盤 TLCパネル
TLCパネル
壁面緑化 植栽基盤 FRP連結
FRP連結
壁面緑化 植栽基盤 FRPプランター
FRPプランター

適切な植物の選択

環境条件や景観、緑化目的などを充分考慮して、適切な植物を選択してください。
また、つる植物で緑化する場合、壁面を被うにはある程度時間を要することを充分認識してください。

適切な登ハン用資材の選択

登ハン用資材は、壁面状況と植物、目的を考慮し、構造や耐久性、設置方法など充分検討してください。

● 主なつる植物の特性と登ハン用資材との適性

区分 植物名 登ハン形態 特性 登ハン用資材 生育

早さ
在来種 耐陰性 耐寒性 耐潮性 芳香 線材
登ハン用
資材
金網
登ハン用
資材
面材
登ハン用
資材
常緑 ヘデラ・ヘリックス 付着根         × × 普通
テイカカズラ 付着根・巻つる   普通
むべ 巻つる     早い
ビグノニア 巻きひげ・付着盤   ×     早い
カロライナジャスミン 巻つる     普通

落葉
スイカズラ 巻つる   早い
トケイソウ 巻きひげ       早い
モッコウバラ はい性   ×   早い
落葉 ブドウ 巻きひげ     早い
ノウゼンカズラ 付着根・巻つる       早い
フジ類 巻つる ×     早い
ツルバラ類 はい性   ×   早い

凡例
耐陰性・耐寒性・耐潮性 ○:ある △:普通 ×:なし
在来種・花・芳香・実 ○:適合
登ハン用資材との適応 ◎:最適 ○:適する △:普通(誘引・結束が必要) ×:不適

線材登ハン用資材(TLC 壁面ワイヤー)
線材登ハン用資材
(TLC 壁面ワイヤー)
金網登ハン用資材(TLCダブルフェンス)
金網登ハン用資材
(TLCダブルフェンス)
面材登ハン用資材(TLC壁面登ハンパネル)
面材登ハン用資材
(TLC壁面登ハンパネル)