グランド工房 松永 咲子様 -コミュニティを生みだす外構-

グランド工房松永様

グランド工房
技術本部 設計課
課長代理 デザイナー

松永 咲子 (まつなが さきこ) 様

「トップランナーに訊く」第6回目は、国内外で実施されるデザインコンテストに毎年入賞するなど、デザイン力に定評のある、グランド工房の松永様にデザインの秘訣を伺ってきました。

何故この業界を志望されたのですか?

松永氏「学校ではインテリア内装設計の勉強をしていたのですが 就職を考える時期に、たまたま学校の先生や先輩からの薦めで 興味本位で会社(グリーンライフ産業)訪問に行きました。 エクステリアの事は全く知らなかったのですが 1号店(現新宮店)で、縁あって会長と会い、話をして盛り上がっている内に 結果、それが面接となり…入社しました(笑)」

グランド工房 松永様

すごい縁ですね?

松永氏「そうですね、まだまだ女性の活躍が少ない中 職人さんや皆さんに可愛がってもらい鍛えられました。 その中でも会長からは「街並みを創っている」仕事なのだと それは今でも自分の基本姿勢になっています。 インテリアはあくまで住んでいる人に向けての設計ですが 外構は個人が楽しむ為だけのものでなく 地域を創り、コミュニティを生み出していると感じる事がやりがいです。」

設計・デザインされる際に心がけている事を教えて下さい。

松永氏「完全に黒子に徹します。 営業であれば1色でも強く自分の色を出す事が重要だと思いますが その色を濃くする役目が自分(設計)だと思っています。 また、図面には必ず建物を入れるようにしています。」

グランド工房 松永様

“図面に建物を入れる”それは何故ですか?

松永氏「窓位置やまどりが重要と考えているためです。 賑やかなリビングから見える庭、和室から見える木々で季節を感じる等 生活動線を考え、ライフスタイルを考える事で 施主様にとって一番良い提案をする為です。 また趣味嗜好や色、好みのデザインなどヒントは家の中にあると考えています。」

実践するとなると大変ですね、その為に何か工夫されている事はありますか?

松永氏「先ずは何に対しても興味を持つ事です。 そしていくらネットで調べても、実物を見て体感しないと 自分のモノとして発信出来ないですし フラグも立たないと思っています。 それは私だけでなく、グランド工房全体がそういう風土を持つ人間の集まりだと思います。 思いっきり仕事して、思いっきり遊ぶ!みたいな。(笑) 実際に直島(瀬戸内海にあるアート活動が盛んな島)に募って巡ったり で、その事を何かに活かせる!と思ったり。 また「本は出会い」との言葉通り、本は惜しまず買う事を徹底しています。 そして、いかにそのような情報・引き出しを使えるモノとするか整理を心がけています。」

最後に、その中で弊社(メーカー)に求めるものは何ですか?

松永氏「”お客様にとって良いもの”が大前提で 使い手に向いていない物を勧めても意味はないと思います。 エンドユーザーの声をもっともっと商品に反映させて欲しいですし 業界を盛り上げる為、お互いにもっと色んな事を吸収していけたらと思います。 今各社メーカーの商品は多岐に渡っています。 専門店としてそれをコーディネートする責務が私たちにあると思っています。」

グランド工房 

長い時間、ありがとうございました。

所感
松永 咲子氏は、前向きで大変活力みなぎる方だと感じました。そしてそれは周りに影響を与え 会社内や関係各社、お施主様にも伝わり、またその輪が広がる “目(芯)”となられている方だと思います。 ものづくりに携わるメーカーとして、本物を伝えるべく、目を心を鍛え続けて 行かなければならないと改めて感じました。

(聞き手 トーシンコーポレーション 案浦 耕平)

グランド工房 松永様

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